フィリピンバゴセンター所長の講演から

グリーングラスロッツ 酒向

2010年10月25日 19:46

10月16日産業文化センターで
生命をはぐくみ、生命をつなぐ 地域と歩む森づくり・ふるさとづくり
というテーマで生物多様性シンポジュウムが行われた。
その中で、フィリピン オイスカ バゴ研修センターの渡辺重美所長の話に感動した。



フィリピンに赴任されたのは、1973年、
どんな木を植えたらよいのか、
どうやって植えるのか
全く分からない状態から始められたという。

村の人は、生活のために植えた木は、切ってしまうこともあったという。

そのため、村の人の生活を支えるために何を・・・・
まず、山の中腹で、野菜を育て売った。

ある人の言葉から蚕は飼えないか・・・・。
その餌の桑の木は育つか・・・・
ということから・・・始まった。
桑の木は育ち、お蚕さんを育てることも
進められた。

今では、日本製とも思えるくらいの上質なシルクが
清算されている。
謙虚な暖かいお人柄は、地域の人からも慕われているという。

バゴセンターには、たくさんのシルク製品が並んでいた。

今、私は、バゴのお手伝いにとシルクを販売している。
売上金が、地域の活動に役に立つようにと願って。
もし、見たい方が、みえましたら、お知らせください。
今年の冬は、フィリピン産のシルクのマフラーで暖かくお過ごしください。
連絡待ってマース。