フェアートレード

グリーングラスロッツ 酒向

2009年09月28日 20:10

フェアートレードという言葉を、ブーログの鈴木さんから教えてもらって、そのままになっていたが、
今回、オイスカの小杉所長がアラシャンの牧民の生活を保障するためのエミューのストラップの販売を頼みに行きたいと言われ、日本の作成者である私、酒向が、エミューの羽根の作品とその理由書を作ることになった。

実際、禁牧政策(自然を守るために羊を飼ってはいけないという政府の施策)によって遊牧民の仕事がなくなると、遊牧民は都会へ行き、その日暮しの仕事をすることになる。
そうすると、牧場だったところは荒れて、沙漠になるということだ。

そのため、オイスカでは、エミューを育て、その羽根、革、肉、脂(エミューオイル)卵を活用し、産業を興そうとしている。
まずは、エミューの羽根である。これなら、エミューを殺さなくても済むし、活用されやすい。値段も手ごろである。
中国では、1つ作るのに3元(45円)の賃金を支払っているということだ。
女性の賃仕事としては、良いものだ。一晩で30個作った人もいるという。
インターネットを通じて売れるといいなあと思う。

日本でも作る人を募って、アラシャン支援をしたいと思う。