失敗はした方がよい

グリーングラスロッツ 酒向

2009年11月18日 22:09

アラシャンのオイスカ沙漠生態研究研修センター所長富樫さんの話の中に、私たちが生活していく中で、反省させられることがいくつかあった。
その一つを。
ノーベル賞を受賞した田中さんは薬品の配合を間違えて、それが発明につながったことを例にされ、失敗はした方がよい、それは、失敗の原因を探り、そこからいろいろな方法を考えるからである。ということを中学生に話された。
私たち大人は、とかく、無事でいてほしい、うまくいってほしい、安全であってほしいといつも最善の道を歩かせてはいにだろうか。転ばないでほしいと願うのは、当たり前だと思うが、転んでしまったら、どうするだろうか?
いつでも、親がカバーするか、又は、ほっておくかの両極端の場合を良く見る。子供も一人の人間、どう生きて行って欲しいのかをしっかり見定めなければいけないと思った。
地球環境講座ではあるが、生き方が重要だとつくづく思った。