2009年06月25日

粘土だんご

アラシャンでも、植物が生えるように粘土だんごを作って蒔いている。元祖は、福岡正信さんと聞いている。アラシャンの粘土団子は、砂と少しの肥料を混ぜた物の中にソウソウの種を入れて作ったものである。
そのだんごを、実験のために、オイスカ農園の空いているところに蒔いた。前回は「芽が出たけれど、それ以上伸びない」そのわけを調べたいというのである。
アラシャンの図書室に福岡正信さんの著書があった。粘土だんごを蒔くとき、良い植物も、毒のあるものも一緒に播くとあった。
福岡さんは、この作業は、とにかく地上に草や木の根を張らせるための手立てと考え、良いものだけを残すという、人間の都合だけで考えるのはやめることだと書いてあるような気がした。
ソウソウが丈夫な植物なら、他の丈夫な植物とともに育つはず、他の植物が伸びたら、その草の陰から伸び、草の朝露や日陰をいただいて伸びていくのではないか?と私は思った。
地上が荒れたのは、金もうけのための植物を植えたり、動物を増やしたりしたからに違いない。もう一度、土に戻って考えないと、神様は許してくれないのではないかと思った。



Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 16:26 │Comments(0)

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