2009年06月24日

モンゴルにきた花嫁



モンゴルにきた花嫁アラシャンでの私の生活を支えてくれ、元気を分けてくれるのは、2月にモンゴル人のナレン君と結婚した、田中すなをさんだ。新婚4ヶ月の二人の隣の部屋に転がり込んで、毎朝、食事を作ってもらっている。
「よくご両親が許されましたね。」と話しかけた私に。「もらってくれる人があってよかったと言ってるんです」と言って笑った。昨年3月から半年間ボランティアで、内モンゴルを選んだことが、運命を決めたと言ってよいのではないだろうか。再びモンゴルの地を踏んだときは、花嫁としてであった。
すばらしいご両親に育てられたことは、彼女の思いやりのある行動や、決して出過ぎない態度でよく分かる。しかし、持っている粘り強さや、決断力の速さは、この条件の悪いアラシャンで、生かされると思う。
オイスカで働いている女性をたくさん知っているが、なぜか、みんな相手のことを考えて行動できる人が多い。
言葉は、ナレン君が日本語を話し、意思を伝え合っている。ナレン君は、中国語のニュースを見ているときには、内容を説明している。また、言葉も少しずつ教えている。しかし、モンゴル語や中国語には、日本にはない発音があるため、音で理解させるのは難しい。でも、彼女は、スタッフの言葉を一生懸命聞き、分かるまで繰り返して言ってもらって、分かったことについて返事をしている。
この国に慣れよう、オイスカのスタッフとして働こうという気持ちが、伝わってくる。日本人は、二人しかいないのだから、アラシャンオイスカの所長の片腕として、ますます、がんばってくれることを願っている。



Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 13:23 │Comments(2)

この記事へのコメント
素敵ですね。
娘が海の向こうに嫁いでいくとなったら…と思うと
きっと不安でしょうね。
逆にそうなっても「いってらっしゃい」と自信を持って
送り出せるような娘に育てたいです。
Posted by ルーコ越智 at 2009年06月24日 17:15
こんばんは。違う人のように書いてくださり恐縮です。いつも失敗ばかりで、とにかく止まらないように進んでいるのみです。すなをさんとナレン君は本当にお似合いだなあと思います。国籍を乗り越えて理解しようと努めている姿にいつも励まされます。そうそう、今日もいい緑化の素材が入りました。またメールします。
Posted by 冨樫 at 2009年06月24日 22:46
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    コメント(2)