2010年09月25日

10月16日午後は産業文化センターへ行こう

今年は生物多様性の会議が10月名古屋であります。
生物多様性はその名の通り、世界に3000万種いると言われる生物のつながりからできる生態系のことです。私たち人間は、すべての生き物から多くの恩恵をうけています。
野菜、肉、魚はわかりやすい例ですが、
医薬品は、ほとんどが微生物から作られ、森林は地球温暖化防止に貢献しています。
今一番の危機は、野生動物の三分の一が絶滅の危機にひんしていることです。

ぜひ、いのちを育み、いのちをつなぐ 森づくり・ふるさとづくりの話を聞きに来て下さい。

特に、今回は、フィリピンで若者の人材育成と、農村の人々の生活安定のために努力されている
フィリピン オイスカ バゴ研修センターの所長渡辺重美さんのお話を皆さんに聴いていただきたいです。

日本人が切ってしまった森林を元のようにすることとマングローブ植林を始め、日本が、作らなくなって久しい、カイコを育て、絹織物をつくる活動を村おこしの1つの柱として取り組んできました。

そのほかに、日本国内の地域ぐるみの環境保全活動の発表もあります。

入場無料ですが、整理券が必要です。

10月16日午後1時30分には産業文化センターホールにお越しください。
あなたに元気と新しい目標を与えてくれると信じます。


  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 20:45Comments(0)

2010年09月23日

塩害って知ってますか?

塩害・・・雨の多い日本ではあまり縁のない言葉です。
それは、土の中にある塩分が雨で流されているからです。



沙漠にこの白っぽいもの・・・浮いているのは塩です。
なめてみましたから。

どうして塩が浮くか・・・・
調べました。
簡単に書くと、
乾燥地では、水分が蒸発しまいやすい。
たまに降る雨やスプリンクラーの水などで水分補給をすると、
地中深くにあった塩分が、塩水となって土表まで出てくる。
それが乾燥することによって塩が表面に出てくる。
ということらしいのです。
そういえば、
近くに、岩塩の取れるところもありました。

塩害の結果




樹木が立ち枯れになります。
ひまわりも咲いていますが、塩害が起こらない処理をして咲かせるそうです。

塩害に強い植物を植えて行かなければならないということなのでしょうか?

調査途中の私にはわからないことですが、
緑を増やすことはそんな簡単にできることではないと、
一層強く思っています。







  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 20:06Comments(0)

2010年09月20日

産業フェスタ

10月2,3日にスタジアムで行われる産業フェスタに出店することにしました。

元気モリモリランチマーケットにお店を出します

売るものは、どて、ビール、イージャンビジン、おにぎり、ゆで卵、枝豆とりあえず6品目。

はじめは、オイスカカレーをぜひ皆さんに食べていただきたかったのですが、カレーはだめ!!となって
「どて」です。

グリーングラスロッツのお料理上手な女性たちが作ります。

心のこもった品を、格安で販売します。

また、活動内容もお知らせします。ぜひ、お出かけください。

オイスカの研修生も手伝いに来てくれます。詳しいお知らせは、またいたします。

ぜひ、元気モリモリランチマーケットの中の「グリーングラスロッツ」の≪どて≫と≪おにぎり≫を食べに来て下さいね。

  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 22:15Comments(0)

2010年09月20日

この虫の名は??



ゴキブリ???わかんない。誰か名前教えて。砂の上に座っている虫。

さらには、冨樫さんに捕まったネズミ



かわいい顔してるよね。

でも、この子たちも、生きなきゃならないので、植えた木や、草を食べます。

生きるって大変だよねえ!

ついついあまりにかわいいので同情します。

沙漠のなかで、これまで見たこともない動物に今年は会いました。

冬は、どこに穴掘って暮らすのかなあ?
零下30度の寒さに負けないで!!と応援してしまいます。

  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 22:05Comments(0)

2010年09月17日

砂が飛ばないように



この日8月20日は、風が強く、砂が飛んでいた。黄砂が飛ぶとはこのことがもっとすごいことを言うんだとわかった。全員、サングラスとマスクで顔を覆っている。


冨樫さんはマスクもせずにいたので、気管支に砂が入り大変何ことになっていた・


さて、砂が飛ばないように今年は和紙の袋に砂竹という植物の種とすなを混ぜて入れ、雨が降ったら発芽することを期待した草方格だった。
作る順序から見て行ってください。




モンゴルの人たちもやってます。


最後、わらの草方格も作りました。


ちなみに次の写真は草方格で作った中に植えた木が育ったところです。


やっていることはそれなりに成果がみえます。でも、まだ、中国の皆さんにまで広がりません。
まだまだ時間がかかりますね。10年は続けなけりゃ・・・。  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 16:05Comments(0)

2010年09月15日

水がない

日本も今年の夏は雨がなく植物にはつらい夏だったが、内モンゴルアラシャンも8月は雨が降らなかった。
そのため、バインムーレンではいつも水をくみ上げる小さな小さな池が一つもなかった。
そこで、砂丘と砂丘の間の谷間を掘ることになった。
冨樫さんの「男性の皆さん、穴を深く掘ってください。2メートル・・・」


なかかな掘れないものです。少し掘ると砂がざらざら・・・・・

しかし、掘っていくと水だ!!



がんばれ!この水が植えた木の第1回目の灌水となるからである。



小学4年生のあっ君もがんばる
バインムーレンの村長さんも掘ってくださった。


あちこちから「水をください」「水をお願いします」の声がかかる
しかし、バケツに溜まるまでには時間がかかった。

今年植えたスナナツメがこんな林になるといいなあ。


  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 19:10Comments(0)

2010年09月13日

黄河


道路か?と思うほど砂色の河。これが黄河。
これが、このまま下流へ流れているのだろうか?

この河右岸にあるバインムーレンという村が、私たちの植林地である。

羊たち


グッと迫る砂丘


私たちや他のボランティアが植えた植物たち


冬は零下30度夏の日中は40度そして、強風、砂嵐の中をよくぞ生き抜いたと言わなければならない。

乾燥地の植林の大変さを感じるし、ボランティアだけの力で何ができるのかと弱気になったり、これだけ頑張っているから続けるんだと思ったり・・・・。
日本にいては、わからないことが実にたくさんある。

広大な砂丘の中で、私たちはちっぽけだけれど・・・・・。


砂の一粒にもならないかの活動だけれど・・・・。
さあ!やろう!
  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 22:37Comments(0)

2010年09月12日

内モンゴルスタディーツアー報告

今年も8月19日から一週間内モンゴルのツアーに27名で出かけた。

環境のために何かしたいと思う人ばかりなので、みな、穏やかで暖かく行動的である。

とても活動的で有意義な一週間であった。

ところで、アフリカのあの有名な沙漠、サハラ砂漠に緑がよみがえった!!!!

ギャーほんとか???

ほんとだった。

どうしてだろうか・・・・

アラシャンは8月から雨の日はない。

雨よふれーーーーーー!!!!

では、明日からは、バインムーレンという黄河沿いの村の植林や状況を報告します。

どうか永いこと休んでいたことをお許しください。
  


Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 21:21Comments(0)