2009年08月08日

戦争と中国支援

私は昨年から、「戦争のことを引き継ぐ会」という会を、友人とつくり、戦争体験者の話や戦争に関する詩や物語を朗読する会を開いている。聞きに来てくださる方から、「本で読むより実際の話の方が迫力がある」「大泣きでした」「これまで話せなかったことを聞いてもらえてよかった」という感想をいただいている。
私は、この会が自分の心の中で、私がやっているアジアへの支援とは別ものという思いを持っていた。が、今回満洲からの引揚者の吉田さんの、話を伺っているうちに、自分のやっていることの根っこは同じだと気付いた。
昨年、植林ボランティアの帰りに飛行機で「抗日」ということの書いてある記事を目にした。
「中国の人がサッカーの試合で日本にブーイング・・・・」日本人ならスポーツだものフェアーにやろうよと思ったかもしれない。しかし、中国の人は違った。これは、いじめをやった人は罪の意識は薄いが、された方は決して忘れられないということと同じではないか・・・・と。
日本人として、できることをアジアでやっていきたい・・・・根幹はそこだった。ようやく自分の思考回路がはっきりしたように思う。まだまだ、始めたばかりだけれど、2つの歯車をうまくからませて行動していきたいと切に思う。



Posted by グリーングラスロッツ 酒向  at 19:19 │Comments(2)

この記事へのコメント
何だか読んでいるうちに涙が出てしまいました。佐向先生の使命感の強さにかな?何でだろ?
でも やっぱり佐向先生は素晴らしいです!!
Posted by 高濱 耀圭美 at 2009年08月08日 20:45
すみません!酒向先生が佐向先生になってました(^_^;)
Posted by 高濱 耀圭美 at 2009年08月08日 21:01
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    コメント(2)